2018年度
(1)多摩地域における実態調査
- 都市郊外型の高齢化に焦点を当て、国道16号線沿い地域、特に多摩地区を主な調査対象として、高齢者が抱える様々な問題を明らかにするためのヒアリング・アンケート調査等を実施
(2)異次元の高齢化に必要な参画のプラットフォームの提案
- ジェロントロジーに関わる各分野(宗教、医療、美容、金融、農業、観光等)の観点から、参画のプラットフォームとして、新たな社会的事業や人材育成プログラム(資格認定制度)等についての構想・事業計画・法制度等を提案・検討。
- 研究対象地域として、「都市郊外型の高齢化」が進んでいる代表的な地域である、国道16号線沿い地域(主に多摩地域)を設定。ただし、参画のプラットフォーム案に応じて他の地域(新潟、長野、山形、愛知等)との新たな仕組み作りも検討。
2019年度
(3)フィージビリティ・スタディの実施
- (2)における参画のプラットフォームの提案内容を基に、分野毎に民間企業・自治体等とも連携の上、各事業のフィージビリティ・スタディを実施
- 各事業の実現可能性を検証するとともに、事業化実現のために必要な制度(資格認定制度等)設計等について検討
(4)社会・個人がより幸福になるための社会システムの提言
- フィージビリティ・スタディを踏まえ、それぞれの参画のプラットフォームが構築された時の新たな社会システムの姿(地域:コミュニティ、市場:マーケット、法制度等)を提示
- 新たな社会システムを通じた社会・個人の幸福に資する生き方を示唆